完全に身内向けのメイク解説怪文書

愉快なフォロワーたちが毎日解釈や闇を煮詰めているツイッターランドで、不定期に上がる話題がある。

「メイクってなんなん??????」

というものだ。

確かに、「初心者向け」と銘打った動画でも急に「コンシーラー」「シェーディング」などの言葉がぽんと出てきたりする。初めてメイクをしようというときにカタカナ語が出てきたら確かに怯むのかもしれない。(逐一説明を入れてくださっているものも勿論多い。)

あわせて、そもそも何がいるのか、とか動画を見るより先に文面でどういうことをしているのか読んで理解した方が早い、という意見もあった。うちのTLの話だ。

そういうわけで、自分の顔が嫌いすぎてどうにかこうにか見れるものにしようと日常的に簡単なメイクをしている身なので、どうせだし書いてみるかとキーボードをポチポチする運びとなった。

99%くらいプチプラだが参考までに使っているものもたまにメモしてある。

(メーカー 商品名 色)の順で記載した。

あくまでも私のやっていることを解説しているだけなので、話四分の一から八分の一くらいで聞いてもらいたい。



1.まずは洗顔。

いつも通りの洗顔で良い。まずは顔の余分な油を落とし、細かい汚れを落として化粧をする下地を整える。絵を描く人間に伝わるように言うならキャンバスの布張り、音楽をやる人間に向けて例えるならチューニングだ。

洗った後はタオルで抑えるようにして水分をふき取る。

ここで擦ってしまうと必要な油分まで取ってしまい、いっそう皮脂が分泌されて余計に崩れやすくなる原因になったりするので気を付けた方がいい。らしい。

保湿までしておこう。ここでのスキンケアは最終的に化粧を落とした時の自分のためにもなる。

さくっと解説をすると、この後にメイクをすることで肌に蓋がされるから肌がエンドレスにダメージを受けるのだ。それを少しでも和らげるための防具だと思っておくといい。多分。

フェイスラインが気になるなら、気休め程度かもしれないがついでにフェイスマッサージをしておくのも良い。むくみの解消なら検索すれば多分いろいろと分かりやすいものが出てくる。先人たちの知恵は偉大だ。

今後の季節、あらかじめ顔に日焼け止めを塗っておきたいならこのタイミングだ。


2.ベースメイクをしようの回

肌を一通り整えたら、ここから本格的にいろいろとヨクワカラナイ=コトバが出てくる「メイク」の工程となる。

まずは化粧水でもう一度肌表面の汚れを落とす。コットンを使うことが多い、というか恐らくそれが主流だ。

ここまで書いて多分文面で読むならもっと読みやすいものがあるよなと思ったが気にせず書いていこう。

主に使うものとしては以下の通りだ。使う段になったら念のため軽い説明を挟もうと思う

・メイク下地

・ファンデーション

・コンシーラー

・フェイスパウダー

・シェーディング、ハイライト

これだけ見ると「??????????????」という感じだ。

それでは工程別に説明していく。


・メイク下地

まずは下地だ。

テカリが気になる人は「テカリ防止」と書かれたものを。

肌の赤みが気になる人は「グリーンベース」などの補色となるものを。

透明感を出したいなら「ラベンダー」などと書いてあるものを。

いわゆるコントロールカラーと呼ばれるものだ。

気になるものに合わせて、少量を使う。指でのばしてもブラシやスポンジなどの道具を使ってもいい。ここであまり多くを使いすぎると顔が浮いたりする原因になるので気を付けた方が良い。ほかに何か言うことがあるだろうか。何かあったら教えてほしい。

(参考:セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ピンクベージュ)


・ファンデーション

メイクを自分でしたことがなかった時の私の化粧のイメージといえばこれと口紅だった。

なんか粉をパタパタする奴、というあのイメージだ。

が、一口にファンデーションといっても色々な形がある。

上記のイメージに出てくるようなパウダータイプのもの、クリームや液体のようなしっとりとしたリキッドタイプ、など。

均一に塗ることが大事になってくる。

「化粧ムラ」というのも大体ここで起こる。よれたりまだらだったり。

つまりは結構気を遣う工程だ。

ちなみに私がリキッドタイプ派なのでこの順で書いているが、パウダータイプを使うなら後述のコンシーラーが先になる。ご自分の肌質と相談のうえで合うものを見つけてほしい。

(参考:ちふれ BBクリーム 1番)


・コンシーラー

細かいところの修正だ。これまた色々な形がある。

書き始めると長いので使用例だけを軽くいくつかあげよう。

ニキビや小鼻の赤みが気になるなら緑っぽいもの。

目の下に青クマが濃くできているのが気になるなら赤っぽいものを。

いずれにせよ、少量を気になるポイントに乗せて周りとなじませる。

なじませるときは広範囲に広げるのではなくてふちの部分をぼやかすような感じでやると感覚がつかみやすい気持ちがしている。

(参考:セザンヌ 赤みコントロールコンシーラー)


・フェイスパウダー

恐らくよくある疑問はこうだろう。

「パウダーのファンデーションと何が違うの?」

これが答えになるかはわからないが、「主に時間がたってから化粧崩れを防いでくれるもの」という感じだろうか。

これがあるかないかで結構違うこともある。

後から出てきた油分を吸収してくれたり、ファンデーションをより密着させてくれたりしてくれる。多分社畜だ。

額から鼻筋にかけての「Tゾーン」にしっかりめに付けて、頬などの広く平らな場所には薄くつける。これがあると肌触りがサラッサラになるので個人的に好きな工程だ。

(参考:CANMAKE マシュマロフィニッシュパウダー マットオークル)


さて、ここまででも結構な作業量だ。文章にすると余計に多く感じる。

極論「慣れ」の二文字で終わってしまうが、それだと意味がないだろうということで長々と書き連ねてきた。それではベースメイクにくくられるものの中で最後に書いたものだ。


・シェーディング、ハイライト

要は影と光を自分でつけて顔かたちの印象を騙そうというものだ。

オタクになら多少伝わりやすいと思うが、コスプレをやる方の動画なんかを見ているとわかりやすい。

人間のイラストを描く人なら影や光の入る場所はイメージしやすいのではないだろうか。

目元の陰影に特化したもの、顔全体に使えるものなどと形状は大体パウダーだが使いたい部位によって幅がある。

目鼻立ちをはっきりさせたいならポイントメイクに近いものを、輪郭の陰影だったりをざっくりと変えたいなら全体的に使えるものを。

ブラシの形や大きさもやりやすさ、しいては動画などを参考にしたときの真似のしやすさにつながるので何か参考にしたいものがあるならブラシの大きさも見ておくといい。

私がプチプラ信者なのでダイマを挟むが、プチプラコスメはかなりの確率でパッケージに「こういう場所にこういう形で塗るといいよ!」みたいな解説を付けてくれている。

買ったはいいもののわからないという人はまずそれに沿ってやってみるのも手だ。

(学校にしていくメイクでこれをやると濃くなりがちなので参考は略。)


ここまでで結構疲れたのとあまり長く書いても目が滑りそうだと思ったので一度ここで切り上げる。

特別ゲスト:愉快なフォロワーのみなさんから「これも教えろ」という何かしらの力が働くと続きが出る、はずである。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。参考になれば。

人生エラー

カフェイン依存系鍵垢在住底辺字書きの墓場

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