朝に歓迎されたい

朝に歓迎されてない、と思う。

最近何のせいか三〜六時の間に一度は目が覚めるのだが、結局寝起きが悪いのでもう一度眠りにつく。そして五回ほど鳴らしている小刻みなアラームでゆっくりと目を覚ます生活をしている。

もう少しすればサークルの予定上一週間ほど一限より早くに起きないといけなくなるので、きっとヒィヒィ言いながら布団を抜け出す生活になるが、とりあえずはまだ何度寝かをしてから起きる生活に甘んじている。

朝に酷くゆっくりと起きて、昼の授業では抗えない眠気と戦い、夜は数種類の薬を流し込んで眠る。授業中は眠気と格闘せねばならないのに、睡眠障害で薬剤を飲まなければ眠れない。人体のバグだろ、と思っている。

朝、カーテンの隙間から日光が差して、アラームをギリギリに止めるあの瞬間、心底朝に歓迎されていない、と感じる。寝起きがいい人の体の造りが分からない。高校の時まで朝早くに起きれたあの感覚が分からない。朝に歓迎されている人の気持ちが分からない。困ったものだ。

将来、働き始めた時、(まずはそもそもまともな職につけるのかも分からないが、)私は生きていけるのだろうかと疑問に思う。高校までできていたことが今はもうできないのだから、将来またできるようになるとも思えない。生活リズムがおかしい訳では無い。夜に眠って、朝の少し遅い時間に起きているのだから、睡眠不足も解消されているはずである。しかし、どうにも朝、起きれない。酷い時は体を起こした瞬間にザァ、と血液が下にくだる感覚がして倒れ込む。

何を隠そう、この文章、朝が辛い、起きれないという至極当然でありがちなことを語るだけのものである。寝汚い姿はきっと美しくない。そもそも肥え太って醜い姿なのに、醜さの上塗りを毎朝している。それがどうにも辛いのだ。

私はきっと朝に歓迎されていない。

いつか歓迎されたいものである。

いつかきっと、朝から美しくありたい。

人生エラー

カフェイン依存系鍵垢在住底辺字書きの墓場

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